お尻の痛みがあるときのセルフケア(ストレッチ)


おしりが痛いときのストレッチ1

先日ご来院してくださった方の症状から、簡単なセルフストレッチのやり方をご紹介します。

おしりの痛みがありましたので、おしり周りのストレッチです。

まずは、イスに座って痛みの無い足反対の膝の上に乗せて、 身体をゆっくり倒していきます。

上げている足の膝がなるべく水平になるように手で押さえながら、身体を倒していくと効果的です。

お尻周辺の筋肉が伸ばされているのを感じれるくらいまで身体を倒していき、反動をつけないようにして30秒ほど止めます。戻すときはゆっくり戻してください。

今度は痛みのある足をゆっくりやってみてください。

どちらも2回ほどやれば十分です。必ず両方やってください。左右差を減らすためです。

身体の柔軟性は一人ひとりちがうので、大切なのは左右差です。自分の身体なので左右で差が少ないほうが良いです。

2回ほどやれば十分です。たくさんやればすぐ伸びるものでもないので、続けれるほうがよっぽど効果的です。

大切なお話

痛みのある足は、あまり身体が倒れないと思います。痛く無い方を先にやる理由は安全性の確保です。

人によっては、このストレッチで症状が悪化したり、痛めたりすることがあるので、お尻の痛みがあるすべての人が効果的なわけではありません。

症状にあわせて検査や施術を行ったうえで、今回のストレッチをお伝えしました。

自分自身の症状にどのストレッチが適切なのか、安全なのかを確認して行うことをおすすめします。