前回お話した首の痛みの原因に股関節の柔軟性が関係していることをお伝えしましたが、今回は、ご来院していただいたときにお伝えしたストレッチのことについて書いてみます。
股関節が硬い方が上のストレッチをすると左のモデルの様になりやすいです。
二つのモデルの違いは股関節でストレッチしているのか腰でストレッチしているのかになります。
左のモデルが腰でストレッチしているので、股関節があまり伸びず腰を痛める原因にもなります。
右のモデルが腰はまっすぐで股関節でストレッチしています。股関節が硬いと上のモデルの様に足は後ろにいきませんが、重要なのは股関節が伸びているかどうかです。股関節が伸びないうちは無理に足をさげる必要もないですし、体を反らせて形をつくる必要もありません。
股関節が伸びていると感じるところで、30秒ほど伸ばしてあげるようにしてください。片方2回ほどでいいので、左右やってください。一日に沢山がんばるより、少しずつを続けるほうが大切です。検査時に左右差が有り左の方が良く伸びていたので、左から行うようにしてください。
イスに座っていることが多いと、股関節が伸びにくくなります。そのイスを使ってストレッチすることも出来ますので、参考に載せておきます。腰を反らさないように気をつけてください。
股関節の伸展に対するストレッチは沢山ありますが、効果とか効率も大切ですが、まずは続けられることが重要なので、環境にあったものを選んでみてください。