先日はご来院ありがとうございました。
首の痛みと身体の状態について、お伝えしたいと思います。
※違いを分かりやすくするために過剰に表現させています。
右のモデルは股関節が伸びない状態で立ったときの姿勢です。
左のモデルは股関節が伸びる状態で立ったときの姿勢です。
このモデルは重心をあわせると自立しますので、自立させるためにはこの姿勢にする必要があることになります。
股関節が伸びない状態では、膝を曲げて首を前に倒すと重心が揃い立つことができます。
この状態では、首はストレートになり首の後ろに負担がかかりますので、首が痛くなってきます。
また膝が伸びないので、膝が痛くなってきます。
次に寝たときの姿勢です。
上のモデルは股関節が伸びない状態で、寝たときは腰が反った姿勢になります。
下のモデルは股関節が伸びている状態で、寝たときはまっすぐの姿勢になります。
カウンセリング時にお聞きした症状をまとめてみると、首の痛みと、寝ているときの腰の痛みと、階段などで膝が痛くなってくる事がつながります。
関節の動きを確認した時に、股関節があまり伸びませんでした。モデルの様に過剰に見えれば自覚もしやすいですが、日常生活の中では、関節の硬さに気付きにくいことが多いです。
股関節の硬さに左右差がありましたので、まずは両方揃う様に少しずつストレッチしてみてください。短期間に沢山行うよりも、少しずつ続けられるほうが効果的です。
またストレッチについてはお伝えしていきます。